女性にとって、乳首はデリケートな部分の1つで、自分の乳首に対してコンプレックスを抱いている人も多いようです。
その一方で、特に自分の乳首について気にしたことがない人もおり、例えば海外では、乳首が服から透けていても特に気にしないという女性は少なくありません。
自分の乳首に対する認識に差が生じるのは、乳首の色の濃さが少なからず関係していると言われます。
この記事では、そんな女性の“乳首の色”について解説します。
乳首の色にスタンダードはない?
乳首の色は、メラニン色素の量によって決まるため、メラニン色素が生成されやすい体質の人は乳首の色も濃くなる傾向にあります。
そのため、友人・知人と比べて自分の乳首の色が黒ずんでいるように感じた場合、それは生まれつきの体質・遺伝が一因と考えられます。
日本人は黄色人種に分類され、乳首の色はベージュ・茶色の系統の人が多く見られます。
これに対して白色人種の欧米人の場合、ピンクに近い色の人が多い傾向にありますが、もちろん生活環境や遺伝などによって色は変わってくるため一概には言えません。
また、黒色人種は周囲の肌よりも濃い、暗褐色の乳首を持つ人が多いようです。
このように、人それぞれで乳首の色には違いが見られるため、基本的に乳首の色を気にして生活するのはナンセンスなことなのかもしれません。
しかし、日本人女性の中には「理想的なピンク色にしたい!」と思って美白クリームを使ったり、人工乳首をつけたりすることを検討する人もいます。
乳首の色が濃くなり過ぎないよう、普段からケアをしている人もいるでしょう。
ここまで乳首の色にこだわりが生じるのは、それだけ乳首の色にバリエーションがあるからだと考えられます。
大まかな分類だけでも、乳首の色には次のようなものがあります。
- ダークブラウン
- ブラウン
- オークルブラウン
- オークル
- オークル
上記の分類に加えて色の濃淡もあることから、理想の色にこだわればこだわるほど、自分の乳首に対するコンプレックスが大きくなってしまうおそれがあります。
そのため、過度な美白・ピンク志向よりも、今の色をどれだけ自然な状態で保てるかに意識を向けた方が、願望の方向性としては自然かもしれません。
人生における乳首の色の変化
乳首の色は、ある程度は生まれつき決まっているものですが、年齢や生活とともに変化する傾向が見られます。
以下、主に日本人女性を想定した「人生における乳首の色の変化」について解説します。
幼年期~青春期を迎えるまで
幼年期から青春期を迎えるまでは、薄いピンク色の乳首を持つ人が多いようです。
この頃は、あまり自分の乳首の色について気にしたことがない人も多いかもしれません。
基本的に、乳首は父親・母親の遺伝子を受け継いだ色になるため、両親と一緒にお風呂に入っていても、自分の乳首の色に強い違和感を覚える人は少ないでしょう。
しかし、友達に乳首の色について聞いた際、そこで自分の乳首の色との違いに驚いてしまう人もいます。
青春期
青春期(12~24歳)は、自分の身体と心の変化に戸惑いながらも適応する時期です。
大人の女性として、子どもを産める身体へと成長を遂げている時期なので、それに応じて乳首の色も変化する傾向にあります。
この時期になると、例えば「昔はもっとピンク色の乳首だったのになあ……」などと、自分の乳首の色が濃くなっていることが気になる人も増えてきます。
ピンク色から、ベージュ・ブラウンといった色に変化していくことは、まさに“大人の階段を上っている”最中ということなのです。
妊娠・授乳期
妊娠・授乳期を迎えると、女性の身体は出産・育児に備えるようになります。
そして、女性の乳首の色が最も変化するタイミングは、まさにこの時期と言えます。
女性の身体は、エストロゲン・プロゲステロンといった女性ホルモンによってコントロールされており、女性ホルモンは生理や妊娠・出産における大事な役割を担っています。
そして、女性ホルモンの働きによってメラニン色素の生成が促されるため、乳首の色が濃くなる傾向が見られます。
さらに、授乳中は赤ちゃんが乳首を吸うため、その刺激によって黒ずみが目立ちやすくなります。
乳幼児期の赤ちゃんは、母乳を得るため「黒い点2つ」に吸い付くよう、本能的にプログラムされているという説もあるようです。
つまり、乳首の色が濃くなるのは、妊娠・授乳期においては自然な現象であり、特段気にすべき問題ではないと言えるでしょう。
更年期~閉経
更年期でよく聞かれるのは、乳首の色の話よりも「乳首が痛い」という症状ですが、閉経を迎えると色にも変化が見られます。
乳首の色が濃くなるのは女性ホルモンの影響ですが、歳をとると女性ホルモンの分泌量が少なくなる傾向にあるため、ピンクに近づく人も見られます。
その一方で、肌の新陳代謝が落ちている状況だと、古い角質細胞とともにメラニン色素が残りやすくなります。
年齢を重ねると、乳首の色も薄くなる可能性があるものの、万人の乳首の色が平等に薄くなるとは限らないようです。
乳首の色と生活習慣
乳首の色は生活習慣によっても左右されるため、できるだけ色を濃くしたくないと考えるのであれば、普段の生活に気を配ることが大切です。
以下、乳首の色を濃くしないために気をつけたい生活習慣をいくつかご紹介します。
自分に合わないブラジャーの着用
自分の胸のサイズに合わないブラジャーをつけていると、カップの中でバストが動いたり、胸が圧迫されたりする可能性があります。
ゴツゴツしたデザインのものをつけることも、乳首に刺激を与えることにつながるため、着用を避けたいところです。
ブラジャーが自分に合わないと、乳首がこすれてしまうため、身体は乳首を守ろうとしてメラニン色素を生成しようとします。
普段から乳首の色に注意を払うのであれば、自分の身体にフィットしたブラジャーを選びましょう。
衣服の摩擦
乳首はデリケートな部位であり、特に乳頭は皮膚が薄くて弱いことから、ちょっとした刺激で皮膚炎などが起こる場合があります。
例えば、ブラジャーをしないで衣類を着ていると、それが原因で乳首の摩擦・乾燥につながりかねません。
ノーブラで過ごすと、身体の締め付けがないため楽に感じるかもしれませんが、乳首のためにはその状態で長時間過ごさない方がベターです。
ブラジャーを外して過ごす時間に関しては、おうちで過ごすOFFの時間に限定するなど、ブラジャーをつけない場合のルールを自分で決めておくとよいでしょう。
紫外線
皮膚は紫外線を浴びると日焼けをしますが、乳首も同様です。
色の薄いブラジャーをつけている場合などは、紫外線が透過して、乳首でメラニン色素が生成されるおそれがあります。
また、下着・衣類で隠していても、他の肌の部分や目から紫外線が入ることもあります。
日常的にUV効果のある日傘・サングラスなどを用いて、紫外線対策を講じましょう。
夜更かし・偏食
不規則な生活は、肌のターンオーバーを乱す可能性があり、特に夜更かしは質の良い眠りを妨げるため注意しなければなりません。
質の良い眠りは新陳代謝を活発にしてくれるため、夕方以降にカフェインを摂取しない・寝る前のスマホチェックは避けるなど、極力睡眠を妨げないよう注意しましょう。
また、健康な肌を作る上で、バランスの取れた食事・水分の存在は大切です。
ターンオーバーにおいて特に重要な栄養素の1つがビタミンB2で、卵・納豆・青魚を食べることで摂取できます。
乳首が黒くなるのを抑える点では、ビタミンCを摂取することもおすすめです。
生野菜や果物を食べる場合は、キャベツ・キウイフルーツなどを選ぶとよいでしょう。
乳首をケアする方法
普段から乳首をケアするためには、乳頭・乳輪の乾燥を防ぐことが大切です。
乾燥していると感じたら、敏感肌用・乳首専用の保湿クリームを使うようにしましょう。
衣類から受ける刺激を極力少なくしたいと考える場合は、シルク・綿の生地を使ったブラジャーを使用することで、摩擦による刺激を低減することにつながります。
お風呂で乳首を洗う際は、ゴシゴシと洗うとかえって逆効果ですから、石鹸をよく泡立てた後、乳首に泡を乗せるイメージで優しく洗いましょう。
まとめ
乳首の色は人種・遺伝・生活習慣・ライフステージなど様々な要素で決まるため、なぜ色が濃くなるのか、一概に理由を決めることはできません。
できるだけ乳首の色を薄くしたいと思うのであれば、毎日の生活習慣に気を配る必要があります。
しかし、乳首の色“だけ”に意識を向けることは、かえって人間として大切なことを忘れてしまうことにもつながります。
そもそも、乳首の色は人それぞれなのですから、あえて色を気にするのではなく、それ以上に自分の個性を大切にした方が精神衛生上は健全と言えます。
近年では、一昔前の大人のおもちゃとは違う、洗練されたアダルトグッズ(ラブグッズ)が登場しています。
有名な「吸うやつ」など、クリトリスに刺激を与える吸引バイブのように、内面から「自分が女性であること」を実感できるアダルトグッズは、乳首の色など“見た目の問題”にこだわる必要なく日々のプレイに取り入れることができます。
BeYourLover(ビーユアラバー)では、目まぐるしい都市生活を送る若者たちに、より健康・自由・温かみのあるライフスタイルを提供し、愛に満ちたライフシーンを創出します。
愛あるプレゼントを楽しんでもらえるよう、今後もビーユアラバーは常に努力してまいります。
コメントを残す