セックスを楽しむために必要不可欠なコンドームは、現在もっとも多くの方がセックス時の避妊として使用しています。
しかし、使用方法が間違っていると、破れたり抜けたりしてしまう原因になる可能性があります。
今回は、コンドームが破れてしまう原因とコンドームが破れた場合の対処法について解説します。
なにかあったときのために対処法を把握しておくと、焦らずにスムーズに対応できるので本記事を参考にしてみてください。
コンドームが破れた!原因は?
コンドームが破れてしまう原因として、以下のようなものがあげられます。
- 装着時に爪などで傷をつけている
- サイズが合っていない
- 使用期限が過ぎている
コンドームが破れてしまう多くの原因は、装着時に爪で傷をつけてしまうことです。
ほかには、使用期限や保管方法が間違っていれば、挿入中に破れたりピストン運動で抜けたりする原因に繋がります。
意外と知らない方も多いですが、コンドームには使用期限が設定されています。
コンドームには使用期限が5年ほど設けられていることが多いですが、期限は商品によって異なるため、パッケージを確認しましょう。
また、コンドームの劣化は未開封の場合でも起こります。使用期限が切れているコンドームは正しい使用方法で使っても、破れやすくなるので注意が必要です。
以上のことから、コンドームは購入したら早めに使い切ることが大切です。
コンドームが破れたときの対処法
コンドームが破れてしまったときは妊娠する可能性があるので、早めに緊急避妊を行う必要があります。
妊娠を望まない場合は、なるべく早く産婦人科にかかって、緊急避妊薬(アフターピル)を処方してもらいましょう。
理想は48時間以内ですが、遅くても72時間以内であれば、避妊の効果は高いことが確認されています。
服用が遅くなるほど避妊効果は薄れていくため、コンドームが破れていることに気がついたらすぐに医師に相談するようにしましょう。
ただし、緊急避妊薬は女性への体の負担がかかります。ひどい副作用であれば吐き気なども伴います。
そのため、あくまでも最終的な方法として緊急避妊薬について把握しておきましょう。
コンドームが破れないように気をつけること
コンドームを扱う際は、男性側に任せきりにせずに女性も使用方法や保管方法を把握しておくことが大切です。
正しい知識を把握しておくことで、効果的な避妊に繋がります。
以下では、コンドームが破れないように気をつけることについて解説していきます。
正しく装着する
コンドームを装着する際は、向きなどしっかりと確認して正しく装着することが大切です。
コンドームには裏表がありますが、間違えると性○器の下まで正しく装着できなくなります。
また、装着の際は必ず先端をつまんで、たまった空気を抜いてから性○器に装着します。
空気をしっかり抜かないと、性○器とコンドームの間に入った空気が摩擦を起こして、コンドームが破れてしまうことに繋がります。
爪などでコンドームが傷つかないようにする
コンドームは薄くできているため、爪などで簡単に傷ついてしまいます。
知らぬ間に傷ついていると、そこから精○液がもれてしまい、避妊が失敗することに繋がります。
そのため、コンドームを傷つかないように気をつけて装着しましょう。
とくに爪の長い女性はコンドームを取り出すときには傷つかないように注意してください。
女性の腟内を十分に濡らして摩擦を防ぐ
コンドームを破けないように気をつけることとして、女性の腟内を十分に濡らして摩擦を防ぐことも大事なポイントです。
女性が濡れていない状態のまま、男性○器を挿入すると摩擦が起きやすくなります。そのことが原因で、コンドームが破けてしまうことがあります。
また、女性が濡れていない状態でのセックスは、性交痛の原因にもなるので愛撫の時間は十分に取るようにしましょう。
濡れにくい場合は、ローションなどを使用してできるだけ膣内の摩擦を防止するために工夫しましょう。
ちょうど良いサイズを選ぶ
コンドームは、男性○器に合わせてさまざまなサイズ展開があります。
コンドームのサイズが合わずに窮屈だったり、ゆるかったりすると、セックス中に外れる可能性があります。
そのため、男性にぴったりのサイズのコンドームを選ぶことが大切です。
まとめ
コンドームは避妊アイテムとして最も使用率が高いですが、装着方法を間違えるとコンドームが外れて避妊が失敗する可能性もゼロではありません。
また、正しい使用期限を守らない場合も破れやすくなっていることがあるので注意が必要です。
コンドームが破れないようにするには、正しい装着方法や傷つかないように気をつける工夫をしましょう。
男性に任せきりにせず、カップルで一緒にコンドームを選ぶのもおすすめです。セックスを安心して楽しむために、正しい知識を身につけてくださいね。
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