セックスを終えた後、男性は気持ちがすぐ切り替わりますが、女性はセックスの快感が続いているとしばらく動けなくなってしまいます。
この「女性が快感と幸福感を味わっている状態」で、男性が女性を放置してしまうと、女性のセックスに対する満足度が下がってしまうおそれがあります。
セックスによってカップルの信頼関係を作り上げる上で、セックス後のアフターケアは重要です。
この記事では、アフターケア(後戯)について、カップルの絆を深めるという観点から解説します。
【目次】
- 男性と女性の身体の違い
- セックスの後で放置されると女性はどんな気持ちになる?
- 2人の時間をまったり過ごす
- 飲み物を準備する
- 会話をする
- その他のアフターケア
セックス後のアフターケア(後戯)とは?
そもそも、セックス後のアフターケア(後戯)とは、具体的にどのような行動を指すのでしょうか。
こちらは主に「行為を終えた男性が女性に対して行うケア」のことを言います。
具体的な行為の内容としては、次のようなものがあげられます。
- ゆっくり抱きしめたり、髪をなでたりする
- 女性の身体をタオルなどで拭く(唾液・汗などで身体が濡れているため)
- 女性○○器をティッシュなどで優しく拭く
- 頬や首筋・背中などに軽くキスをする
- ピロートーク(セックスに関することも含む会話)をする
セックス後のアフターケアにつき、マナーが具体的に定められているわけではないため、男性としては基本的に「女性が望むアフターケア」であれば何をしても問題ありません。
例えば「丁寧なケアはいいから女性○○器だけ拭いてくれると嬉しい」など、女性によって男性にして欲しいことは異なるため、このあたりは事前・事後を問わずパートナーに確認しておくことをおすすめします。
なぜアフターケア(後戯)が必要なのか
セックスを終えた後、男性側が女性に対してアフターケアを心がける必要があるのは、どういった理由からなのでしょうか。
また、アフターケアを怠ることで、女性はどのような反応を見せる可能性があるのでしょうか。
以下、アフターケアの必要性について解説します。
男性と女性の身体の違い
当然のことですが、男性と女性は異なる身体構造をしており、遺伝子を残すため適切な本能が組み込まれています。
愛を確かめ合うほか、子どもを作る行為でもあるセックスに関しては、男性は女性を守るため、女性は子どもを産むため進化しました。
女性はセックスをして絶頂に達した後など、その余韻にしばらくひたっています。
基本的に、セックスが終わった後はベッドの上でゆっくり休みたいと考えており、すぐに動きたいという欲求が生まれにくい傾向にあります。
これは体力的な問題ではなく、女性の身体が「セックス後にすぐ動くと妊娠しにくい」ためと言われています。
ある意味では、女性の本能に組み込まれたプログラムなので、身体をいきなり動かすのが難しいのです。
これに対して男性の場合、いわゆる「賢者タイム」のように、セックスをした後はすぐ平常心に戻る傾向にあります。
射○○精後はもっとも性欲を失っている状態なので、さながら悟りを開いたかのような状態になります。
男性がセックス後に意識を切り換えられるのは、人間にとっての外敵がたくさん存在していた時代、男性が動けない女性を守るためだったという意見もあります。
賢者タイムに移行するのは、自分の子どもを「安全な状態で産んでもらうための進化」だと考えると、男女の違いがイメージしやすいかもしれません。
しかし、現代ではホテルや自宅などで過ごしている限り、セックス中の安全がおびやかされることはありません。
そのような事情もあって、パートナーとのセックスを終えた男性の中には、すぐにベッドを離れて身支度をしたり眠ってしまったりする人もいます。
セックスの後で放置されると女性はどんな気持ちになる?
アフターケアをせず、セックスの後で男性が女性を放置するようなことをすると、女性はどんな気持ちになるのでしょうか。
この点に関しては個人差があるものの、次のような気持ちになる人が多いようです。
- 何かプレイ中に悪いことがあったのかな?
- あんまり私のことが好きじゃないのかな?
- 自分は遊び目的なんじゃないか?
男性の立場からすれば、賢者タイムを迎えて脱力しているだけなのに、後戯をしないだけで女性は男性の態度・心情を深読みする可能性があります。
そのため、後戯の質はさておき、セックスが終わった後で女性を放置することだけは、男性として避けたいところです。
女性がして欲しいアフターケア(後戯)とは
セックス後、女性へのアフターケアをおろそかにすると、カップルの間に大きな溝が生まれてしまうおそれがあります。
賢者タイムを迎えた場合でも、男性としては最低限、以下にご紹介する「女性がして欲しい」アフターケアだけは忘れないようにしたいところです。
2人の時間をまったり過ごす
セックスをした後は、どのような形であっても「2人だけの時間をまったりと過ごしたい」という意見の女性は多いようです。
ベッド上でハグをしたり、髪をなでられたり、大好きな人と触れ合っている時間を女性は求めている傾向にあります。
特に何かすることもなく、2人で寄り添っているだけでも嬉しいと感じる人もいます。
セックスが終わった後で、すぐにベッドを離れることが多い男性は、まずは“パートナーの方を向いてそばにいる”ことを意識してみましょう。
飲み物を準備する
セックスをしていると、女性は快感に我慢できず声を上げてしまうことがあります。
動いていると汗もかくため、終わった後「喉が渇いたなあ」と思っている女性も少なくないのです。
その点を察して、さりげなく「飲み物いる?」と聞ける男性は、女性に安心感を与えられます。
可能であれば、パートナーの好きな飲み物を把握しておき、事前に準備しておくとよいでしょう。
逆に、いくら疲れていたとしても、男性側だけが飲み物を飲むようなことは避けたいところです。
先に女性が飲み物を飲めるよう準備して、それから男性も一緒に飲むのが理想です。
会話をする
女性にとって、会話もセックスにおける重要なポイントです。
大好きな人と他愛ないことを話したり、セックスの中で気持ち良かったことを話し合ったりする中で、余韻を楽しみながら気持ちを落ち着けたい人は多いようです。
男性は射○○精後、どうしても頭が思ったように働かないこともありますから、そういった場合は女性側の「聞き手」になってもよいでしょう。
話を聞く中で、次のセックスにおける改善点や今回の満足度などを把握できれば、次回のモチベーションアップにもつながります。
その他のアフターケア
アフターケアの好みは女性によって異なるため、一緒にお風呂に入ってゆっくりしたいという人や、まずは布団をかけて身体を暖めて欲しい人もいます。
アフターケアの際は、パートナーの要望を聞いて、できるだけそれを叶えられるようにしましょう。
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アフターケアの時間をじっくり取ることで、2人の距離がさらに縮まれば、時間の経過とともに「もう一度セックスしたい……」と気持ちが盛り上がることも。
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まとめ
アフターケアを適切に行うことで、男性は女性に安心感を与えることができ、自分に対する信頼度を高めることにもつながります。
賢者タイムで頭がボーっとしている状態であっても、パートナーの様子を見ながら、飲み物を用意したり身体を重ね合わせたりしてみましょう。
ただ、どんなアフターケアをして欲しいのかは女性によって異なるため、セックスの後や普段の会話の中で確認することも大切です。
アフターケアによって、2人の心の距離が縮まれば、その後のセックスライフも充実することでしょう。
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