セックスに対する向き合い方は人それぞれですが、セックスに快感・安らぎを感じられない人も多いようです。
一般社団法人 日本家族計画協会が公開している「第4回【ジェクス】ジャパン・セックス・サーベイ 2020」の結果によると、特定の相手に限らず1年間セックスをしていないと回答した人の割合は、男性で41.1%、女性で49.5%に及びます。
しかし、1年間セックスをしていないからといって、セックスが嫌いになったからセックスレスになったのか、それとも相手がいればセックスできるのか、自分の頭の中で考えても結論は出ないかもしれません。
この記事では、セックスが嫌いになってしまう理由として考えられることや、自分が本当にセックスレスかどうかを確かめる方法について解説します。
セックスが嫌いになってしまう理由
まずは、多くの人が「自分はひょっとしてセックスが嫌いなのかも?」と感じてしまう理由について見ていきましょう。
理由1:パートナーとのセックスに興味がわかない
よく「体の相性」といわれることがありますが、パートナーのことは好きでも、セックスとなるとうまくいかず、困っているカップルは意外と多かったりします。
精神的には一緒にいて安心できるし、幸せだと感じることも多いけど、なぜかセックスに関しては満足できないというケースはよく聞かれます。
男女間でも、セックスに求めるものは大きく異なり、先述した「第4回【ジェクス】ジャパン・セックス・サーベイ 2020」の中では、男性の7割近くが「性的な快楽のため」にセックスをすると回答していますが、女性は「愛情を表現するため」と回答した人が5割以上という結果となっています。
カップルの立場に差があって、どちらかが「これをしたら嫌われるんじゃないか」と不安になるような状況だと、本音をいえないままセックスをしてしまうおそれもあります。
こうして、自分の本音を押し殺しながらパートナーとのセックスと向き合ってきた人は、いつしかセックスに対する興味を失ってしまうことがあるのです。
理由2:性的嗜好に大きな差がある
自分がプレイ中に興奮するポイントと、パートナーがプレイ中に興奮するポイントが違うと、普段のセックスにも温度差が生じてきます。
自分はオーラルセックスが好きだけど、パートナーは苦手というケースでは、基本的に自分がパートナーに奉仕する形になるかもしれません。
または、パートナーは愛の言葉を耳元でささやいてほしいのに、自分は恥ずかしくて気持ちを声に出せない場合、パートナーが味気ないセックスに不満を抱くかもしれません。
このように、お互いが話し合っても性的嗜好について歩み寄れないと、お互いに不満を感じながら過ごすことになります。
その結果、セックスに過度な期待を抱かなくなり、セックスへの興味が薄らいでしまうことが考えられます。
理由3:体調不良
パートナーのどちらかが体調不良になり、そのせいでセックスに対する興味や体力を奪われてしまうこともあります。
男性の場合、E○や男性の更年期などに悩まされると、男としての自信を失ってしまう可能性があります。
女性の場合も、症状が深刻になると完治までに時間がかかり、セックスのことを考えられなくなるかもしれません。
男女ともに、体調不良を見つけた際は放置せず、早期発見・早期治療が必要です。
自分がセックスレスか確かめる方法
「最近セックスしてないなあ」と感じたら、本当に自分はセックスが嫌いなのか、自分に問いかけてみることが大切です。
具体的には、以下のような方法を試して、セックスへの興味を確認することをおすすめします。
パートナーとの普段の接し方を変えてみる
長年同じパートナーと連れ添っていると、いつの間にか普段の生活がマンネリ化してしまい、セックスにも刺激を感じなくなってしまうことがあります。
そこで、日々の生活がマンネリと感じたら、パートナーとの普段の接し方を変えてみましょう。
朝のあいさつのトーンを変えてみたり、キスやハグをしてみたりすることで、少しずつ「身体に触れる」機会を取り戻していくイメージです。
セックスにまでたどり着かなくても、2人が触れ合える時間が取れるうちに、セックスへの抵抗感が薄らぐかもしれません。
2人で話し合う時間を設ける
片方はセックスをしたいと考えているのに、もう片方はセックスが嫌いということになると、関係性が不安定になります。
今後も同じパートナーと一緒に過ごしていきたいと考えているなら、お互いにどこまでならプレイとして認められるのか、セックスについて2人で話し合う時間を設けるのがよいでしょう。
自分が性的興奮を覚えるタイミングやプレイの内容を、お互いにさらけ出すことで、誤解が解ける場合があります。
逆に、何か自分が嫌だと感じているポイントがあれば、それを止めてもらうようお願いするのもよいでしょう。
パートナー以外の相手とセックスを試してみる
パートナーと話し合った上で、お互いに妥協点が見つからない場合、パートナー以外の相手とセックスを試してみて、自分が誰とでもセックスレスなのか確認するのも一つの方法です。
中には、不倫・浮気そのもののスリルに快感を覚える人もいますが、例えば男性で風俗を利用している人の中には、パートナーに相手にされないことを理由に通っている人もいます。
女性用風俗など新しいジャンルの風俗も登場しているため、自分がセックスに対して違和感を覚えているなら、第三者に相談してみるつもりで、パートナー以外の相手とセックスを試してみるのもよいでしょう。
ただし、今後もパートナーと一緒に過ごしたいのであれば、事情を説明して事前に相談してからの方が安心です。
ラブグッズを試すという選択肢もある
自分が本当にセックスが嫌いなのかどうか試す上で、チャレンジする価値があるものの一つに「ラブグッズ」があります。
ラブグッズと聞くと、いわゆる「アダルトグッズ」と似たようなニュアンスで考えられがちですが、一昔前の“大人のおもちゃ”的なイメージとは一線を画すほどオシャレなデザインのものが増えてきています。
バイブのように、ちつ内への挿入を前提としたものだけでなく、クリ責め(クリトリスへの刺激)に特化したクリ吸うやつもあります。
Beyourloverで取り扱っている商品の中では、プラネタリウムが楽しめる星型デザインの「吸う★すた」や、吸引・バイブ・発熱機能がある「モロール」などがおすすめです!
まとめ
セックスには答えがなく、好きな人もいれば嫌いな人もいて当然です。
男性が誘い、女性が応じるだけが正解とは限らず、カップルの数だけ正解があるものと考えてよいでしょう。
セックスの好き嫌いが分からなくても、パートナーのことが好きかどうか分かれば、あとは2人の関係をどうするか考えるだけ。
自分の気持ちに嘘をつかず、ラブグッズを使うことも検討しながら、本当の気持ちを探し当ててみてくださいね。
コメントを残す