経済協力開発機構(OECD)が2021年に発表したデータでは、日本人の平均睡眠時間は7時間22分で加盟30カ国の最下位。平均より1時間も少ないのです。実はデータでみると、日本の女性は世界一寝てないとされています。大人も子どもも、日本は世界で一番寝ていない国で、この中で特に女性が男性より寝ていないのが目立ちます。睡眠時間にもジェンダーギャップが?
■なぜ日本女性が世界一番寝てない?
欧米諸国と比べて、日本は夫婦間の役割分担がそれほどすすんでいない。既婚の女性は仕事帰りに日々家事をこなし、子供を寝かしつけ後は寝る、さらに朝一番は朝食や弁当を作らなけらば。一体いつで寝るのか?寝る時間があるのか?そばから見ても心配な状態で、それでも頑張る日本人女性、少し頑張りすぎではないでしょうか?
■睡眠不足は病気を引きやすいの原因。
WHOが2018年に公表した新しい国際疾病分類では、主要な病気の1つとして「睡眠・覚醒障害」に新たに疾病コードが割りあてられました。睡眠の重要性がより認識を高めた。睡眠満足度と睡眠時間は深く関わって、健康のためにもなるべく8時間の睡眠時間を保ちますのはよい。
■女性にとっての良い睡眠を得る方法。
まず一つでもよいから、毎日出来るだけ質の良い睡眠を取るように見直しましょう。
- 夕食は眠る3時間以上前に食べる
- 適度な運動を取り入れる
- 寝時間の1時間〜2時間ほど前に入浴をして体温調節をする
- コーヒーやお酒などを避ける
- 睡眠前30分はスマホやタブレットなどのブルーライトを避ける
- スマホやタブレットなどの通知が鳴らないように設定する
よい習慣を続けますと、心身共にあらゆる面で明らかに健康になるので、身につけるだけの価値は十分あると思います。
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