男性の場合、友達同士で性的な会話をすることは珍しくなく、AVやエッチな本などでオナニーの方法を知る機会も多く存在します。
逆に女同士の友達の場合、下ネタ系の話はしたことがあっても、自分のオナニーについて話をする機会はほとんどなかったという女性の方は、意外と多いのではないでしょうか。
女性の場合、早い人は小学生~中学生の頃にオナニーの経験をしていますが、大人になってからオナニーをしたことがない人も少なくありません。
オナニーでは気持ちよくなれるのに、男性とのセックスでは気持ちよくなれない人もいますし、その逆のケースもあります。
オーガズムを感じやすいオナニーの方法や、女性がオナニーをする際の注意点を理解しておくと、一人エッチのときの満足度を高めたり、彼氏とのセックスで気持ちよくなれない状況を防いだりすることにつながります。
この記事では、オナニーについて知りたい・気持ちよくなりたいと考えている方向けに、女性の正しいオナニーについてお伝えします。
女性のオナニーの種類は2種類
男性は、することがオナニーのゴールですが、女性の場合は必ずしも絶頂を迎えることだけがオナニーの目的ではありません。
女性がオナニーをする理由は、大きく分けて以下の2つに分かれます。
気持ちよくなるためのオナニー
エッチな動画を観てしまった・彼氏とエッチをした後で見送った後など、何らかの理由から気持ちが高ぶってしまい、気持ちを開放したい場合にオナニーをするケースが当てはまります。
自分が過去に絶頂した経験があって、どこをどう刺激すればオーガズムに達することができるのか分かっている場合は、気持ちよくなるためのオナニーが成功しやすいでしょう。
気持ちよくなるためのオナニーをする頻度は人によって違い、毎日・週に1度・月に数回などに分かれます。
うまくオーガズムに達すると、副交感神経が優位になることで気分が落ち着いてきて、心と身体が休まりやすくなります。
自分自身の感度を高める効果も期待でき、遠距離恋愛の場合は彼の姿を画面越しに見ながらオナニーするプレイなども楽しめます。
絶頂に達するまでの時間もそれほど必要としない傾向にあるため、自分が気持ちよくなれるスポットや刺激が分かっているなら、ラブグッズを使うという方法もあります。
リラックスするためのオナニー
仕事が忙しくて疲れた・緊張しているなどの理由から、心と身体を解きほぐすために行うのが、リラックスするためのオナニーです。
リラックスするためにオナニーする場合、必ずしもオーガズムに達しなくても問題なく、むしろ「自分がどうやったらオーガズムに達するのか」自分にとって気持ちいい場所を探すためのプロセスと言えます。
刺激を受けることによって気持ちよくなる身体の場所を「性感帯」といいますが、どこが自分の性感帯なのか分からない女性も少なくありません。
一般的に、クリトリスを触ったりこすったりすれば気持ちよくなれるというイメージが根強い女性のオナニーですが、それ以外にも以下の場所を適切に刺激することで、気持ちよくなれることがあります。
- 乳首や乳房
- 首すじ
- 耳
- ワキ
- 背中
- 太もも
- お尻
そして、自分が気持ちよくなれる性感帯は人によって違うため、オナニーに慣れていない人は「どこをどうすれば気持ちよくなれるのか・イケるのか」を探すことで、快感を得られるようになる可能性があります。
リラックスするためのオナニーは、自分の気持ちいいところを探すための時間でもあるのです。
安全に・気持ちよくオーガズムを感じる方法や注意点
我流のオナニーでしか気持ちよくなれない人・まだオナニーで絶頂に達したことがない人は、スタンダードなオナニーの方法を知っておくと、オーガズムへの抵抗が薄れるかもしれません。
続いては、できるだけ安全に・気持ちよくオーガズムを感じるための方法や、間違ったオナニーをしないための注意点についてご紹介します。
気持ちよくなるための準備をする
オナニーを始める前に、まずは自分が気持ちよくなるための準備をしましょう。
具体的には、以下の手順でシチュエーションを用意します。
- 周囲を気にしなくてよい環境で、電気を薄暗くする
- 彼氏の写真や姿見など、エッチな気持ちになるものを用意する
- アロマや自分の陰部のニオイなど、エッチな気持ちを想起させる匂いを用意する
その上で、自分の身体を触って気持ちいいと感じたら、我慢しないで声をあげましょう。
可能であれば、AVなどを見て男優さんの声を聞きながらオナニーするのも、感度を高めるのに貢献してくれます。
Cスポット→Gスポットの順に快感を得る
胸などを触るのもよいのですが、オナニーで快感を得るには、女性の身体の中で「気持ちよくなるようにできている」ところを触るのが近道です。
自分で触りやすい部分としては、クリトリス(Cスポット)や、膣入口から指を第二間接まで入れたポイントの上部にあるGスポットなどがあげられます。
指でクリトリスを触るときは、中指(利き手)を使い、優しく円を描くイメージで触ります。
不安があるなら直接触らず、下着の上から触ることをおすすめします。
だんだん快感が強まってきて、膣も濡れ始めたら、少しずつ刺激を強くしながら触っていきます。
心臓がドクドクと鳴る・身体が火照る状態になっても続けていくうちに、膣が締まる・身体が宙に浮かぶような感覚を味わえたなら、それがオーガズムです。
膣内が濡れてきて、指を入れても痛くないと感じたら、次はGスポットを刺激してみましょう。
中指を第二間接部分まで挿入して、膣上部を指の腹で押すと、ざらりとした感触があるスポットが見つかるはずです。
そこがGスポットで、繰り返し触り続けると感度が上がり、やがてオーガズムに達します。
ちなみに、BeYourLoverのラブグッズで、クリトリスもしくはGスポットを刺激したい場合、以下の女性おもちゃがおすすめです。
性器に直接触れる際は手をキレイにする
いろいろな場所を触ることが多い手のひらには、たくさんの雑菌がつきやすいため、こまめに手を洗う習慣をつけることが維持の常識ですよね。
オナニーでもそれは同じことで、性器に直接触れる前は、必ず手をキレイにしておきましょう。
陰部は非常にデリケートな場所なので、ちょっと汚い手でいじっただけでも、以下のような感染症・炎症を引き起こすリスクがあります。
- 感染性外陰炎(かゆみや腫れ)
- カンジダ膣炎(外陰部のかゆみ)
- トリコモナス膣炎(かゆみや悪臭の原因に)
- 尿道炎/膀胱炎(排尿痛や血尿など)
せっかく気持ちよくなるためにオナニーをするわけですから、誰だって自分の不注意でつらい思いをしたくはないはずです。
オナニーをしたいと思ったら、まずは手を洗うことをルーティンにしましょう。
性器を強くこすりつけるオナニーをしない
ラブグッズを使う場合もそうですが、性器を刺激する場合、一般的なセックスで刺激する方法以外のオナニーは避けた方がよいでしょう。
例えば、床や机の角に性器を強くこすりつけて快感を得る方法は刺激が強すぎるので、パートナーとのセックスでは十分に快感を得られなくなるおそれがあります。
また、バイブがないからといって日用品を膣内に入れて快感を得ようとするのも、膣内の清潔さを保つ意味ではおすすめできません。
できる限り、自分の手やおもちゃを使った方法でオナニーした方が安全です。
女性はセックスよりもオナニーの方がオーガズムに達しやすい?
オナニーが気持ちいいかどうかは、女性によって答えが違います。
普段自分一人ではオナニーしない女性でも、セックスは気持ちいいので彼氏のアプローチを待っているケースは珍しくありません。
逆に、オナニーでないとオーガズムに達することができない人も多いようです。
以下に、セックスとオナニーのどちらがオーガズムに達しやすいのか、女性の意見をまとめてみました。
オナニーの方がセックスよりも気持ちいいケース
まずは、セックスよりオナニーの方が気持ちいいと考える女性の意見についてです。
オナニーの方が気持ちいいと考えている女性からは、オナニーの自由なところに魅力を感じているという意見が聞かれます。
- 一人で自分の好きな場所を触ることができる
- バイブや吸引グッズを使って、彼氏ではできないプレイが楽しめる
- 中イキできないのでクリトリスを刺激していた方が気持ちいい
このように、自分のペース・自分の好きな方法で快感を得られることから、セックスよりもオナニーの方が気持ちいいという判断に至った女性は多いようです。
ラブグッズを使って、人の手では実現できない快感を得やすいことも、オナニーを選ぶ大きな理由の一つに数えられます。
セックスの方がオナニーよりも気持ちいいケース
オナニーの気持ちよさは理解しつつ、やっぱりセックスの方がオナニーより気持ちいいと考えている女性も一定数存在しています。
具体的な理由としては、以下のようなものがあげられます。
- 彼氏の温もりが感じられる
- 相方が我慢できなさそうにしている表情がたまらん
- 相性がいいならセックスの方が気持ちいい
自分の気持ちや身体の相性が良く、二人で快感を共有することに抵抗がないカップルにとっては、セックスの方が気持ちよくなれるかもしれません。
人によって答えはさまざま
セックスで得られる快感も、オナニーで得られる快感も、人によって答えはさまざまです。
背中が性感帯だという人は、パートナーに触ってもらった方が気持ちよくなれるでしょうし、優しくクリトリスを刺激するのが好きな人は、彼氏のタッチが怖いと感じるかもしれません。
自分が気持ちよくなれるオナニー・セックスの方法を知るためには、誰かの意見をそのまま受け入れず、自分はどうすれば気持ちいいのかを自分で探すことが大切です。
そして、どんなとき・どんな方法・どんなタイミングで気持ちよくなったのかを覚えておいて、少しずつ感度を高めていきます。
ラブグッズに興味がわいた場合も、いきなりバイブなど膣内に挿入するタイプのものに挑戦する必要はなく、ローターや吸引グッズなどを使って、心理的に負担がなさそうなものから試してみることをおすすめします。
気持ちいいオナニーの答えは、他の誰でもない自分自身の中にありますから、じっくり・焦らずにオナニーの時間を楽しみましょう。
おわりに
気持ちいいオナニーができると、パートナーとのセックスの抵抗感が薄らいだり、自分の希望を相手に伝えたりしやすくなります。
また、オーガズムを得ることだけがオナニーの目的ではありませんから、イクことにこだわらず、自分の気持ちいい・リラックスできるオナニーを追求することが大切です。
どうしても自力で快感を得られない場合は、ラブグッズに頼るなどして、気持ちいいとはどういうことなのか一度体感してみましょう。
自分だけのオナニーのスタイルが確立できたら、オーガズムを体験する日も近いはずです。
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