女性には様々な性感帯が存在しており、ポルチオもその一つです。
ポルチオは膣の奥、子宮口近辺にある女性の性感帯で、特に快感が強い性感帯といわれています。
開発された人は「連続して絶頂に至る」と話すこともあるほど強力なため、よりオナニー・セックスで快感を得たいと考えている人にとっては、魅力的な性感帯に感じられるでしょう。
この記事では、ポルチオ開発のメリットやセックス・オナニーでのやり方などを解説します。
ポルチオ開発とは?
ポルチオの場所は分かったものの、それを「開発する」とはどういうことなのか、具体的にイメージが難しい方もいるかもしれません。
まずは、ポルチオ開発について、女性の身体のどこを、どのように開発するのか解説していきます。
ポルチオを“開発する”とは?
まず、ポルチオを開発するとはどういう意味なのか、簡単にお伝えします。
それは「男性○器やバイブなどを挿入して、膣の奥で絶頂を迎えられるようにする」ということです。
性感帯と聞くと、男性○器や女性○器のクリトリスのように、あらかじめ身体に組み込まれている機能の一つとして理解している人が多いかもしれません。
しかし、実際のところ、それ以外にも性感帯になり得る身体のパーツは数多く存在しています。
例えば、彼氏から首元を撫でられて感じてしまう女性もいれば、耳元で彼女から愛の言葉をささやかれて射精してしまう男性もいます。
本来、性感帯ではないと思われている髪や耳が、状況によっては性感帯になる場合があるのは、脳が“勘違い”を起こしているのが一因といわれています。
性行為中は、ドーパミン・オキシトシンといった脳内物質が分泌されていますが、その際に性○器以外の部分に触れていると、脳が「ここは性感帯」と認識してしまうことがあるのです。
特に、首・耳といった皮膚が薄い場所は刺激を受けやすく、その確率が高まるとされます。
ポルチオも、通常のセックスでは性感帯として認識されないことが多く、このような開発が必要な箇所の一つです。
ポルチオはどこにあるのか
ポルチオの箇所を具体的に説明すると、膣の奥、子宮口近辺となり、子宮頸部のうち膣側に飛び出ているポイントとなります。
ただし、位置に関しては個人差があり、比較的浅い場所に位置している場合もあれば、指では届きにくい深いところに位置している場合もあります。
ポルチオに指で触れた場合の感触は、人によって感想が違い、コリコリ、プルプルなど表現が異なります。
また、セックスで男性○器を挿入されているとき、何となく「奥まで突かれると気持ちよくなれる」と感じる人は、すでにポルチオが性感帯になっている可能性があります。
ポルチオはどのように開発するのか
ポルチオを開発するには、何らかの方法でポルチオに刺激を与え、そこを「気持ちいい」と感じられるようにする必要があります。
パートナーとのセックス中に、男性○器で普段よりも奥まで刺激してもらったり、自分の指でオナニーしながら気持ちよくなるかどうか確かめたりすることで、少しずつ開発を進めていくイメージになります。
ただし、すべての性感帯が、刺激してすぐに気持ちよくなるわけではないため、開発までに多少の時間は必要です。
パートナーとのセックスにおいても、オナニーにおいても、無理せずに気持ちよくなれるまで、根気よく刺激しましょう。
セックスでポルチオを開発する方法
セックスでポルチオを開発する場合、パートナーの協力が必要になります。
パートナーとよく話し合った上で、次にご紹介するような流れでセックスしてみましょう。
①いつも通りの前戯をしてリラックスする
セックスは緊張するとうまくいかないため、ポルチオ開発をすると決めても、意気込まずにリラックスしましょう。
前戯をしてデリケートゾーンを濡らすことが大切ですが、例えば唾液やローションなどだけで入口が潤っている状況では不十分です。
ポルチオの場合、奥から愛液があふれてくるまで潤っている状態が理想ですから、普段よりもじっくりと、丁寧に愛撫してもらうことをおすすめします。
パートナーが指を入れることに抵抗がない場合は、膣内をマッサージしてもらったり、実際にポルチオがどこか探してもらったりするものよいでしょう。
②挿入後は「ゆっくり奥まで」男性○器を押し込んでいくイメージ
パートナーが男性○器を挿入した後は、いきなり奥を突くような動きではなく、ゆっくりと動かしてもらうようお願いしましょう。
体位は正常位など、なるべく身体に負担のない体位が望ましいですが、女性側がリードするなら騎乗位を選ぶ方法もあります。
物理的な刺激だけをあたえていても、ポルチオを気持ちよく感じるどころか、人によっては痛みを感じてしまうおそれもあります。
そのため、男性側がゆっくりと挿入感を楽しみながら、こまめに「痛くないかどうか」を確認してあげたり、「気持ちいいね」などの声掛けを2人で行ったりすると、快感を得やすくなるでしょう。
③力加減は変えず、徐々に刺激を加えていく
少しずつ女性側が動きに慣れてきたら、男性は性○器を動かすようにして、少しずつ刺激を加えていきます。
膣の奥に接触していることを確認しながら、小刻みに刺激を与えていき、痛みがないことを確認しながら上下左右に男性○器を動かします。
1回のセックスで20分を目安に続け、その間に優しい言葉をかけたり、他の性感帯への刺激を行ったりして、まずは「ポルチオに男性○器が当たっても痛くないんだ」ということを確認します。
あとは、日々のセックスで①~③の流れを繰り返していき、気持ちよくなるまで様子を見てみましょう。
オナニーでポルチオを開発する方法
オナニーでポルチオを開発する場合、自分の指を使って開発する方法と、ラブグッズを使用して開発する方法の2種類があります。
以下、具体的な開発方法をご紹介します。
指を使って開発する方法
指を使ってポルチオを刺激する場合、セックスをするケースと同様に、まずはリラックスすることを意識します。
自分の好きな音楽をかけたり、照明を落としたりして、気持ちよくなれそうな雰囲気を作っていきましょう。
体調によっては、膣内が自分で思っているよりも潤わない場合があるため、その場合はローション・ゼリーを使って潤いを与えます。
その後、指を奥に入れて、ポルチオを直接触って刺激していきます。
このとき、ポルチオに触れてみて痛みを感じるようであれば、すぐに刺激を控えましょう。
念のため、婦人科などの病院にかかることをおすすめします。
ラブグッズを使って開発する方法
ポルチオ開発のためにラブグッズを使う場合は、奥まで届く長めのバイブを使用します。
最初のうちは、シリコン・エラストマーなどの柔らかい感触のラブグッズを選ぶようにして、できるだけ刺激を柔らかいものにしましょう。
膣の長さは、個人差こそありますが7-9cmほどあるため、バイブの長さは10cm以上を想定しておくとよいでしょう。
挿入時は、指を使うオナニーのケースと同様に、リラックスして膣内を濡らし、ゆっくりとバイブを挿入してポルチオを刺激します。
太いバイブを入れるのに不安を感じる人は、直径が細いタイプのものを選ぶと安心です。
挿入した後は、まず振動機能をOFFにした状態で、バイブの先端を優しく刺激していきます。
特に痛みがなければ、弱い振動を与えて様子を見ながら、徐々に振動を強くします。
ただ、ほとんどの場合は何らかの違和感を覚えるはずですから、無理のない範囲で刺激することを意識しましょう。
「体外式ポルチオ」という方法も
バイブを挿入するのが苦手な人は、身体の外側から下腹部を刺激して絶頂に達する「体外式ポルチオ」という方法を検討してもよいでしょう。
身体の外から刺激を与える形になるため、膣の中や奥部を傷つける心配がありません。
体外式ポルチオにチャレンジする際は、先にクリトリスやGスポットなどをオナニーで刺激し、絶頂を済ませておくとポルチオで感じやすくなります。
肝心のポルチオの場所は「おへその下から恥骨の上まで」のどこかと考えてよいのですが、膣の長さが7-9cmであることを考慮して、自分なりにある程度ポジションを決めておくと刺激を与えやすいかもしれません。
クリトリスを吸引バイブで、Gスポットを小さめのバイブや指などで刺激して絶頂を迎え、準備が整ったらいよいよ下腹部を刺激していきます。
その後、次のような流れでオナニーを進めます。
- 自分を愛撫して心と身体の準備をする
- 下腹部(ポルチオ)のポイントを、指3、4本で振動させるようにマッサージする
- 指でのマッサージをしながら、お尻の穴に力を入れて締める要領で膣を締める
体外式ポルチオも、すぐに快感を得られるとは限らないため、じっくりと開発しましょう。
まとめ
ポルチオは、クリトリスなど見た目的に分かりやすい性感帯ではないことから、どうやって刺激を与えて気持ちよくなれるのか分かりにくいかもしれません。
しかし、中には無意識のうちに気持ちいいことに気付いている人もおり、刺激の与え方次第で開発できる可能性があります。
パートナーとのセックスの中で開発されるほか、ラブグッズを使ったオナニーで開発できる場合もあります。
ただし、触ってすぐに気持ちよくなれる性感帯ではないことから、自分のペースで感度を高めていきましょう。
BeYourLoverが「ポルチオ開発におすすめするラブグッズ
続いては、様々なタイプのラブグッズの中から、BeYourLoverが「ポルチオ開発」におすすめするラブグッズをご紹介します!
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