安心できるセックスには、望まない妊娠を避けるための避妊が必要不可欠です。
避妊の方法といえば、コンドームの使用が一般的ですが他にもさまざまな避妊方法があります。
自分のライフスタイルや体に合った避妊方法で、パートナーと相談しながら話し合うことが大切です。
今回は、正しい避妊方法やいくつかの避妊の種類について解説していきましょう。
避妊の種類と正しい知識
避妊には、女性主体のものから男性側がするものまで、いくつかの種類がありその方法もさまざまです。
ここでは、避妊の種類と正しい知識を学んでいきましょう。
正しく使用すれば効果の高いピル
ピルは、女性が毎日1錠ずつ服用することで避妊効果を発揮する経口避妊薬です。
ピルを服用することで、女性ホルモンをコントロールし子宮内膜を妊娠しにくい状態にします。
また、女性ホルモンをコントロールすることで月経前の不調や月経痛などの月経トラブルも改善されるメリットがあります。
医師から処方される薬を毎日飲む必要があり、1日でも忘れると妊娠リスクが上がってしまうので注意が必要です。
また、ピルを服用した場合に初期の段階で吐き気や胸の張りなどが見られることがあります。
ただ、副作用は3ヶ月もすれば大部分はおさまります。
ポピュラーな避妊方法のコンドーム
コンドームは、男性がペニsuに装着ししゃせいを膣内に出さないようにする避妊方法です。
コンドームは、病院で処方してもらうピルとは異なり、コンビニやドラックストアで手軽に購入できるため、もっともオーソドックスな避妊方法になります。
また、性感染症の予防にも効果のある避妊方法です。
ただ、コンドームは正しく装着しないと性行為中に外れたり破れたりすることもあるので、注意して装着しなければなりません。
また、コンドームの素材によってはアレルギーがでて痒みが出てしまう場合もあるので、パートナーと話し合いながら自分に合ったものを選ぶようにしましょう。
IUD
IUDは、子宮内に小さなものを挿入し、受精卵が着床するのを防ぐ方法です。
器具には、銅が付加されたものなど数種類あり、産婦人科で器具を装着してもらいます。
一度装着すると、数年間は避妊の効果が期待できますが、産婦人科で定期的な検査が必要です。
避妊手術
避妊手術は、男性の場合精○子の通り道の管を切断し、女性は卵管を切断するか糸で結ぶ避妊方法です。
避妊手術は、妊娠を避けるための確実な方法ですが、手術時の体の負担や一度手術を受けると妊娠できないといったデメリットがあります。
緊急避妊法
緊急避妊法は、性行為後72時間以内に行う避妊方法のことです。
方法としては、医師から処方された緊急避妊薬を服用するか子宮内に銅を付加したIUDを挿入する方法があります。
ただ、緊急避妊法は100%確実に避妊効果があるというわけではなく、あくまでコンドームが破れたり避妊が失敗したりした時のための対策であるということを認識しておきましょう。
その他の避妊法
その他の避妊方法としては、リズム法(オギノ式、基礎体温法)、性○交中絶法(腟外しゃせい)などが挙げられますが、いずれの方法もこれまで解説した避妊方法に比べると不確実でおすすめできません。
勘違いしている間違った避妊方法
ここからは、正しい避妊法だけでなく間違った避妊方法も紹介していきます。
この機会に、自分が間違った避妊方法をしていないか確認してみてくださいね。
以下の避妊方法は、確実性のない間違った避妊方法です。
- 安全日
- 膣洗浄
- 膣外しゃせい
妊娠しづらい時期というものは確かに存在しますが、安全日と呼ばれる100%避妊に成功する日は1日もありません。
また、膣内に入った精○子をシャワーなどで洗い流せば妊娠しないというのも全く信憑性のないデマです。
そして、膣内に出さない膣外しゃせい時以外にもカウパー液(いわゆる我慢汁)と呼ばれるもので、妊娠する可能性もあります。
いずれの方法も、根拠のないものなので間違った避妊方法として覚えておいてください。
望まない妊娠を避けるためにできること
望まない妊娠を避けるためには、正しい避妊方法も大切ですが一時的な感情に流されることなく冷静なセックス感を身につけることが一番です。
「コンドームをつけない方が気持ちいいから」という理由で、避妊をしないのはその後の妊娠の不安を考えると、その一時的な快楽は本当に必要なものなのでしょうか?
一番確実な避妊方法は「性行為を控える」ということです。
ただ、性行為を控えたことでフラストレーションが溜まるのもまた問題です。
最近では、女性用のアダルトグッズ、SNSで話題になる吸うやつなどがあるので、それらを試して性欲を満たすのもまた一つの方法だといえるでしょう。
まとめ
今回は、正しい避妊方法の種類と知識について解説してきました。
コンドームやピルを併用することで、より確実に避妊効果が期待できるでしょう。
また、世間には間違った避妊方法が溢れておりその情報を鵜呑みにしてしまうこともまた、誤解をしてしまう原因です。
ぜひ、今一度パートナーと避妊について話し合い、より良いセックスライフを楽しめるようにしてくださいね!
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